2009年02月12日

ホワイトカレーを食す。不思議?

 食品メーカーさんからホワイトカレーのセットをお歳暮(?)で貰ったので、昨晩作って食べてみました。

 見た目がクリームシチューなのに、味がカレー?
異常な違和感がありました。味は美味しいのですが・・・・。

 人間は色や見た目で思いこむ生き物ですね。美味しいのですが・・・・どうも慣れない・・・まま、食べきりました。

 う〜ん。何だか不思議な感覚でしたね。
posted by ネモ提督 at 05:31| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月26日

【2025年】東名間リニアモーターカー開通

JR東海の発表では、2025年には東京―名古屋間にリニアモーターカーが開通します。総建設費5兆1000億円の費用もかかりますが、JR東海は全額自己負担だそうです。

これが開通すると東京から名古屋まで、なんとわずか40分間です。時速500Kmだから、それも可能なのですね。それにしても40分とは通勤圏になりえます。

私はこれが実現した時には東京と名古屋の経済圏が融合した大東京圏もしくは東名経済圏が誕生するものと思います。(もう一つ、第二東名高速道路の実現があります。)

東京経済圏に関しては、別項にて書いてゆくつもりですが、人口3400万人を抱え世界最大の人口を持つ都市ですが、それに600万人の名古屋経済圏が融合し、全体で4000万人以上の超巨大なメガロポリスになります。

リニアモーターカーは甲州街道を経て諏訪湖辺りを通りと思いましたが、実は甲府辺りから南アルプスを経由して名古屋に向かうルートだそうです。南アルプスにトンネルを掘るそうですね。これはまた新鮮な水源を破壊するとして問題になりそうですが、同時に諏訪湖を経由しないとは、つまり長野県は一切無視した、長野パッシングの交通網になりそうであり、何ら貢献しない可能性があり得ます。

2025年。つまりあと17年後ですが、こんな凄い乗り物が登場するとはワクワクします。中国でも実現していますが、間違いなく、これほどの長い路線で、しかも5分おきに走る列車の運行は、どの国でも実現不可能なことでしょう。

日本のハイテクに期待大です。リニアモーターカー2025.jpg
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2009年01月20日

2029年 宇宙エレベーター完成?

 2008年9月22日の朝日新聞に宇宙エレベーターの記事が掲載された。

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 「上に参ります。次の階は宇宙でございます」――長さ約10万キロのケーブルをよじ登って、ロケットを使わず、そのまま宇宙へと飛び出す「宇宙エレベーター」の研究団体が日本で結成された。海外の研究者を招き、11月に第1回国際会議を東京で開催する。従来はSFの世界の乗り物とみなされてきたが、ナノテク新素材の開発によって実現の可能性が見えてきた。
 宇宙エレベーターとは、赤道の上空、高度約3万6千キロに浮かぶ静止衛星から地上に向けてケーブルを垂らし、それをガイドとして利用して、宇宙との間を昇降するエレベーター型宇宙船のこと。

 バランスが取れるように、静止衛星から地球と反対方向の宇宙にも向けてケーブルを伸ばすため、その総延長は月までの距離の約4分の1にも達する。ケーブルは、静止衛星と共に宙に浮いた状態となるので、よじ登っても落ちてこない。地球の重力を脱出する燃料がいらないので、宇宙旅行のコストが約100分の1になると見込まれている。総建設費は、約1兆円の予定。

 SF作家の故アーサー・C・クラークが小説「楽園の泉」で紹介して有名になったが、実現は不可能に近いと考えられてきた。どんな素材でもその重さに耐えきれず、ケーブルが途中で切れてしまうからだ。計算上は、鋼鉄の約180倍もの強度が必要。だが、日本宇宙エレベーター協会会長で、IT会社社長の大野修一さん(40)によれば、軽くて強いカーボンナノチューブが開発され、必要強度の約4分の1の強さの繊維がすでに造られているという。米国では、米航空宇宙局(NASA)が賞金を出すコンテストも開かれている。

 大野さんは「海外旅行感覚で、誰でも宇宙にいけるようになる。放射性廃棄物の太陽への投棄や、太陽光発電衛星の設置などいろいろな利用案も出されている」と話す。

 約50人の会員の中には、大学教授や宇宙関連産業の技術者などもいる。来年には、ケーブルを昇る模型の速さを競う国内大会を開催する計画もある。
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 1兆円で出来るの?ならば日本人の個人資産が1500兆円だから1500個も可能なの?宇宙エレベーター協会に言わせれば、つくばエキスプレスの建設費とほぼ一緒だそうです。
 
 距離が3万6000Kmだから時速1200Km(約マッハ1)で約30時間。時速2400Km(マッハ2)でも約15時間。長旅ですね・・・・。恐らくエレベーターと言っても快適な空間ではないととてもとても行けない感じでしょう。

 また彼らは
 『現在の宇宙エレベータのモデルではモーターなどを使って上昇する ことになっているので、ロケット燃料等の準備が不要で20tほどの貨物を頻繁に上昇させることが可能です。仮に年間50回ほどの上昇が行えたとすると、1 キロあたり1万円、年間100回だと5,000円とファーストクラスで一人が太平洋を横断するのと同じくらいになってきます。

 また最初の宇宙エ レベータを利用して2基目の宇宙エレベータを作るコストはさらに40%ほど削減できるといわれています。2機目で3機目、3機目で4機目という具合に建設 コストを削減すると、どこかで頭打ちになるとしても1キロあたり約1,000円程度まで下がってきます。』 と言い、コスト削減が可能であり、宇宙アクセスの低減が可能になるとしております。

 この宇宙エレベーターができたときにメリットとしては
 1)宇宙遊覧や、宇宙ホテルなどへの滞在といった宇宙観光
 2)無重力/低重力を利用した様々な産業(素材、化学、医療等)
 3)月基地、火星探索への容易なアクセス
 4)太陽発電衛星の建設(電力輸送はMicrowaveを使うこともありえるでしょう)

 また望ましくはありませんが、軍事用ということも考えられるでしょうね。

 またこれを実現するためには日本の得意のカーボンナノチューブの長繊維化や太陽発電衛星などのイノベーションが重要となりますから、このように日本で協会が出来て発信するのは望ましいですね。

 これからどのように盛り上がるか否かでしょう。あとはビジネスモデルでしょうね。ああ、沢山収益構造の絵が描ける。勿論問題はまだまだ多くあると思います。

 第1回 日本宇宙エレベーター会議」を、日本宇宙エレベーター協会が11月15、16日に日本科学未来館(東京・お台場)で開かれました。興味深々であります。

 2029年に宇宙エレベーターの登場とは、『宇宙旅行はエレベーターで』(ブラッドリー・C.エドワーズ/著 フィリップ・レーガン/著
 関根光宏/訳)という書籍に書いてある予測です。でも2029年には根拠はありませんね。今から20年後には実現しようぜ!という意気込みとして捉えればよいと思います。

 私たちもしくは子供、孫の世代が宇宙に容易に行ける時代になるのですよ。何だかワクワクしませんか!!宇宙出張の時代もありえるのでしょうね。

 資本主義という貨殖手段は、このようなフロンティへの挑戦に使うべきなのでしょうね。たかが1兆円。早く実現するように考えたいと思います。

 まずはこの協会に接触しようと思います。

 最後にyoutubeにあったISRの宇宙エレベーターの動画を見てください。

 http://jp.youtube.com/watch?v=F2UZDHHDhog
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2009年01月19日

金正日の重病説と朝鮮半島の地政学的重要性

 金正日が重病だそうです。今後どうなるか分かりませんが、米国が今後の内乱や崩壊の危険性を指摘、注意を払っているそうです。もしかしたら死んでいるかもしれませんし、韓国の聯合ニュースでは金正日の三男の金正雲が後継者になったと報道しておりました。


 北朝鮮が今後どうなるかはまだ未知数でありますが、今後注目しなければいけない問題であると思います。また北朝鮮の問題は拉致問題の解決及び核兵器の問題の解決が優先事項ではありますが、朝鮮半島に関しては、何か変化あるたびに、日本は危機的な状況に陥ります。歴史がそれを証明しております。

 朝鮮半島を巡ってはこの100年間で大きな戦争が3回ありました。
1)1894年の日清戦争
2)1904年の日露戦争
3)1952年の朝鮮戦争です。

 地政学上では半島はリムランドと呼ばれ、大陸国家と海洋国家の主導権を握るためには、リムランドを制したものが勝利する法則があります。

 日清戦争は清が朝鮮半島に侵略してくれば、近代化したばかりで国力の無い日本は、侵略されてしまうという危機から、一か八かの戦争をしました。西郷隆盛の、征韓論の根底もそういう危機意識がありました。

 その後清国が敗北し、勢力が減退したところで、ロシアが南下政策を始めました。シベリアの発展のためにも不凍港を欲しており、朝鮮半島への支配を試みました。これまた日本にとっては、目の前にロシアの勢力が来るわけですから、危機的状況。当時の海洋国家イギリスにとってもアジアの覇権を奪われるわけですから、日本と同盟を結びました。結局日露戦争が勃発しますが、これまたバルチック艦隊を撃破したりして、ギリギリで勝利します。

 日本はその後1910年に韓国を併合し、ドンドン深みにはまり、満州国建国、関東軍の中国への戦争行為へ走り、海洋国家としての限界を越えることをしてしまいます。

 ご承知のように敗北し、連合国、米国の支配下になりますが、その後朝鮮半島は大韓民国と朝鮮人民民主共和国に別れ、ソ連・中国と米国の代理戦争としての朝鮮戦争が始まります。社会主義対自由主義の戦争ですが、地政学的には大陸国家対海洋国家の戦争でした。マッカーサーはこの時に、日本が自衛のために戦争してきたことを理解したと言います。

 100年間で大国間の戦争が3回。こんな地区はアジアでは他にもありませんね。それだけアジアの覇権を占う場所なのです。

 でまさしく今です。
 中国は北朝鮮ばかりではなく、韓国に対しても経済を武器に傘下に入れようとしていました。また前政権までの左翼化で韓国国民は反米色を強く出しており、朝鮮半島は中国側になびいております。日清戦争以前の状態に戻そうとしているわけですね。
 米国も戦略を変換し、北朝鮮との国交正常化の可能性を模索しております。まだ成功するか否かは未知数ですが・・・。また韓国に対しても保守派のハンナラ党に対する支援を始めております。
 静かな戦争は既に始まりつつあります。

 その主導権争いは、今後のアジアの優位性が中国なのか、米国なのかということに繋がるかと思います。それは中長期的に米国に着くべきか、中国に着くべきかという話に繋がる問題であり、これまで100年間続けてきたアングロサクソン同盟(日米・日英同盟)を止めて、中華帝国の冊方体制に組み込まれるのか、鎖国状態・単独独立になるのかという問題に直結します。

 問題は日本です。
 日本は朝鮮半島有事が起きた時に、または現状の静かな戦争に対して何か明確な戦略があるのでしょうか?とてもあるようには思えません。
 拉致問題の解決は確かに重要ですし、核兵器の問題は重要です。核兵器に関しては防衛省が、米国に対して核の傘の有効性を問うておりますが、朝鮮半島有事に対する明確な戦略はないと思います。

 米朝国交正常化なのか、朝鮮半島全体の中国の支配力強化なのか、
 現状維持なのか、どのスタイルが日本の国益に適っているのか?
 全然見えません。

 日本は麻生氏が外務大臣を務めていた数年前から自由と繁栄の弧などの外交戦略を打ち出してはおりますが、一番危機的な状況は朝鮮半島と台湾問題。これに関してはタブーではなく、キチンと踏み込んで、意思表示をすることが重要だと思います。

 国際経済はグローバル化の進展のもと、19世紀の剥き出しの資本主義のような様相を見せておりますが、国際政治も19世紀のバランスゲームに変わりました。日本も明確な外交戦略がないとかなりやばい状況ですね。

 この問題は企業や個人の生活にも影響は間違いなくあると思われます。対岸の火事とは思わないことが大事です。
posted by ネモ提督 at 20:38| Comment(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

人口減少社会への突入

 日本の人口はどうなるのでしょうか?

 厚生労働省管轄下の人口問題研究所により出された予想図を見ると、明治時代初期に4000万人程度だったものが、高度経済成長のときには1億人を突破した。そして、2004年12月末の1億2774万人をピークにして、一時的な上昇はあったものの、現在でも減少し続けている。

 すでに、生産年齢人口(一五歳から六四歳)は、1995年をピークに減少モードに入っている。さらに、このままで推移していくと、2055年には8900万人にまで減少する。これは80万人都市が毎年一つずつつぶれるという計算になる。さらに、2100年には5000万人に減るという予測である。いずれにしても、生産年齢人口が減少し、高齢者人口は2043年まで増加する。消費市場および労働力市場の減少が、長期的な懸念材料になっている。
 対策として移民の受け入れも考えられているが、逆に人口減少そのものが本当に悪いことなのかという問いかけもある。
 人口減少に伴いGNPも減少するが、そこでは、労働力の生産性向上が大きなテーマになってくる。一人当たりの生産性をいかに引き上げていくかというビジネスも出てくると思われる。
 また、女性や高齢者を積極的に雇用して、生産性を維持していけば、一人当たりのGNPは上昇すると言われている。全体のパイは小さくても、一人ひとりは豊かでゆとりのある社会になる。そうした社会に対して、積極的に移民を入れて1億人のマーケットを維持するべきだという意見もある。
 つまり、内需拡大のためには1億人のマーケットがないと厳しいということである。現に、韓国のサムソンが成功しているのは、世界マーケットに進出しているためである。日本の企業も国内市場のみならず世界市場に目を向けるべきであると思われる。

 移民受け入れについては、これからも侃侃諤諤の議論が繰り広げられることと思われる。
 人口減少でもう一つ注意しなければならないのは、ジェットコースターのような急降下の減り方ではなく、最初は緩やかに落ちていくということである。
 例えば、2005年から2015年の間ではトータル約170万人の減少だから、率としては1パーセント強である。ところが、その後の10年間では、500万人、600万人、800万人と急激な減り方をする。平均は80万人/年の減少ということになるが、一律に減少していくわけではないのである。

 その中において、団塊世代のリタイアが始まっている。退職金の総額は70兆から80兆円と言われているから、消費に回れば大きなマーケットになる。また団塊世代のリタイアによって、逆ピラミッド型の組織構造がスリムになり、企業収益が改善するという説もある。したがってここ10年間で見れば、人口減少のマイナス面よりもプラスの面が期待できると言えそうである。
 いわば、この10年は企業収益における最後の10年間となるから、労働集約型ではない新しい産業をいかに創るかが問われてくる。それが知識産業化と言われているものだろう。

 もう一つは、日本にある1500兆円の金融資産と1700兆円の住宅資産をいかにうまく運用していくかということである。
 これまでの日本では、貯蓄が美徳とされてきたが、これからは投資国家に変わらなければならない。人口減少、労働集約型産業を含め、下がる部分を金融力でカバーしていく。人口減少の中で豊に生きていくための一つの知恵として、こうした金融力の強化が必要である。
 資産運用能力を高めて行き、金融資産を増加させてゆけば、労働人口減少をカバーし、国内において資金力=消費力を持つことは十分可能であろう。

 但し地域別にみると人口減少の波は深刻になると思われる。
 2000年から2020年の人口増加を都道府県別に見ると、宮城、埼玉、千葉、東京、神奈川の順となる。これらは、増えるというよりも横ばい状況である。他には、滋賀県、福岡県、そして沖縄県が増えている。このように、都道府県間での強弱が目立っている。一方、和歌山、島根は九一パーセント、秋田県は八八パーセントで、伸びる地域と減る地域の明暗がはっきり分かれている。その中で東京の強さは際立っていると言える。
 ただし、これは人口問題研究所の数値によるものだが、かなり楽観的な数値である。最悪のシナリオでは、今後増加するのか大東京圏だけとなっている。つまり現在でもまた将来的にも東京だけが栄えて他の地域は衰退すると言うシナリオである。
 地方は減少する一方であり、この流れを歯止めをかけることは難しい。特に若年人口も東京圏や都市圏へシフトしている中では、地方の再生は非常に難しいものと思われる。

 では人口減少に関しては、政府はどうすべきなのでしょうか?
1)人口減少に対抗して移民政策を実施する
2)人口減少に対抗して母子家庭など含み、育児政策の強化
3)人口減少を受け入れ、1人当たりの生産性を高める
4)人口減少を受け入れ、交流人口を増加させる

 ぜひ考えましょう。

 また日本の企業は、どのように対策すべきでしょうか?
特に労働人口の減少は深刻な問題ですよね。
1)高齢者と女性の雇用の促進
2)世界的企業ならば、拠点の国際化で世界から人材を獲得
3)1人辺りの生産性の向上を図る
4)何もしない。できない。

 4)の答えはありえませんね。1)〜3)は全て対応できないといけませんね。では他に良いアイデアはありますか?(例えば産業用ロボットの拡充するなどですね)

 企業もいろいろ考えないとならない事態だと思います。
posted by ネモ提督 at 20:33| Comment(0) | 未来戦略 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月18日

書評『恋愛と贅沢と資本主義』

恋愛と贅沢と資本主義 (講談社学術文庫)恋愛と贅沢と資本主義 (講談社学術文庫)
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[タイトル] 恋愛と贅沢と資本主義 (講談社学術文庫)
[著者] ヴェルナー ゾンバルト
[種類] 文庫
[発売日] 2000-08
[出版社] 講談..
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『恋愛と贅沢と資本主義』(ヴェルナー・ゾンバルト:著 金森誠也:訳 講談社学術文庫)
プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 (岩波文庫)プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 (岩波文庫)
販売元 : Amazon.co.jp 本
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[タイトル] プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 (岩波文庫)
[著者] マックス ヴェーバー
[種類] 文庫
[発売日] 1989-01..
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「欲望」と資本主義―終りなき拡張の論理 (講談社現代新書)「欲望」と資本主義―終りなき拡張の論理 (講談社現代新書)
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[タイトル] 「欲望」と資本主義―終りなき拡張の論理 (講談社現代新書)
[著者] 佐伯 啓思
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[発売日] 1993-06
[出版社] ..
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 M・ウェーバーが『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』の中で資本主義成立の原動力を精神的な禁欲に求めたのに対し、ゾンバルトは19世紀フランスの宮廷恋愛という題材を用いて、恋愛とそれに関連する贅沢に資本主義原動力のエンジンを求める。

 贅沢は、セックス、不倫、買売春と深く結びついて、資本主義を形成していった。

 以下要約するとこんな感じである。

 (1)15世紀以降アフリカ大陸やアメリカ大陸を発見し開発することで、またはヨーロッパ内での鉱業そして工業が発展することにより、新たな富裕層が誕生してきた。
 
 (2)このような新富裕層は都市部に居住し、ステータスシンボルを求め、貴族の爵位を銭で購入したり、その財産目当ての没落貴族と婚姻関係を結んだりして、爵位を手に入れた。これにより新貴族層が誕生した。
 
 (3)その新しい貴族の在り方から、新しいジャンルの女性として高級娼婦というのが発生した。

 (4)高級娼婦とは肉欲を満たすための従来の娼婦や妻とは違う、愛人と言う恋愛を楽しむパートナーを指す。
 
 (5)彼女たちが好んだ“奢侈”のため、奢侈産業が地区に発展し、産業資本主義が形成された。


 産業革命という技術革新で資本主義が拡大したと思うが、起動そのものは人間の欲望に発している点に着目するのは実に愉快である。
 マックス・ウェーバーは資本主義の原点をプロテスタンティズムの倫理にしているが、日本にも中国にもその宗教的な原型はないと思われる。欲望、その中でも性欲の在り方の変容が寄与したのは、面白い。


以前の私の日記にも経済様式と恋愛結婚は関係していると記したが、まさしく同じようなことが言えると思う。

http://futureforcast.seesaa.net/article/112784894.html

 日本の景気が悪いのは、少子化にも繋がるが、恋愛が減少しているのではなかろうか?若年人口が減少しているが、恋愛の影響も大きいと思われる。贅沢は敵では無く、贅沢は素敵である。恋愛と贅沢という観点から、政策を立案した方が景気対策になるのだと思う。


まぁ兎も角この書籍は一読する価値は十分にあるとは思います。


ゾンバルトのこの書籍が難しい方には、
佐伯啓思『欲望と資本主義』(講談社現代新書)もお勧めです。
posted by ネモ提督 at 14:30| Comment(0) | 恋愛・結婚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【恋愛・結婚ネタ】 結婚制度と恋愛戦略に関して

 古代および中世の農村共同体における結婚制度とは、共同体の家父長による女性の交換行為であるとされている。つまり共同体同士の関係性を戦争行為をせずに維持するための道具であったのである。近親相姦では現在劣性遺伝子の子供が生まれるからとされているが、必ずしも劣性が生まれるとは限らない。むしろ優性が生まれる確率のが高い。近親相姦を禁止したのは、家族内、その延長線上としての共同体内での婚姻では共同体間での関係性が損なわれ、古代社会や封建社会における農業社会では成立しないからである。農業社会において共同体間の関係性は、貿易もさることながら、河川の利用や木材の利用などで、相互利用しあう仲であった。そのためにも共同体間の関係性は非常に重要であったと思われる。

 しかし近代主義社会になり、市場経済が導入され、工業社会になるとともに、結婚制度としての交換行為は、共同体の家父長の意見は重要視されなくなった。このことは農業社会=長男相続重視社会と、工業社会=次男以降の労働力確保社会の相違があると思われる。
工業社会で次男や次女などが重宝される中で、彼らの家族を形成するに当たっては、農業社会の家父長にとって関係ないことであり、また労働力を簡単に解雇できる資本家にとっても重要ではなかった。
次男・次女以降の人間たちの結婚行為は自主的に選択することが求められたである。

 ここに結婚制度に、恋愛が生まれる土壌があったといっても差支えないだろう。つまり自由恋愛する労働者同士が、自分たちの能力や容姿を商品としての魅力とすることで、市場原理の中で競争展開してゆき、自分に適した商品を探索してゆく行為。恋愛結婚というシステム=市場原理が登場したと言ってもよいだろう。資本主義形成とともに、恋愛結婚というのは世界的に拡大していったのである。核家族という単位もそれで誕生したのだと思う。

 資本主義システムの中で経済成長がしている間は、恋愛という遊び行為から結婚という労働行為に昇華させるのは、女性にとっては、プラスサムになるため、問題なく結婚に踏み切れた。簡単に言えば、終身雇用で昇給し続けるので、誰ともでも結婚は可能であった。むしろ結婚することがメリットが大きかったと思われる。

 しかし経済成長が鈍化し、マイナス成長する中で、男性の労働力給与が伸び悩む中では、恋愛結婚は非常に困難な状況になりつつあると思われる。ましてや子供を2人以上産むのは非常にリスクが高くなりつつあり、現在恋愛結婚制度自体が崩壊しようとしているのかもしれない。

 今後の恋愛や結婚制度がどうなるのか?未来学者としてはある程度の仮説を持っているが、まだ完全ではないので、ここでは言及しない。
しかしサラリーマン=専業主婦体制が崩壊する中で、恋愛結婚制度も崩壊するということを認識しておいた方がよいであろう。

 さぁあどんな恋愛や結婚制度になるのでしょうかね?今までの非常識が常識になると思いますよ。共同体の交換行為から見たら、自主的な交換行為の恋愛とは、非常識であったと思いますので・・・。
タグ:恋愛 結婚
posted by ネモ提督 at 14:16| Comment(0) | 恋愛・結婚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

未来観察者のグルメ街道 一隆 ☆☆☆

一隆 トロ.jpg 一隆はお刺身を中心とした料理屋さんです。今まで全国で様々な刺身を食べましたが、その中でも、本当に美味しいですよ。私は友人・知人を連れて行きましたが、誰もかしこも満足しております。

 量が多いという方もおりますが、予め言えばそれは減らしてくれますね。

 お薦めはウニ、マグロ、毛蟹、タイ、ヒラメでありますが、白身もアワビも甘えびも上手いですし、キンキ煮なども最高です。また玉子焼きの、あの甘さ、幸せになれますよ。また焼きおにぎりのお茶漬けや、ご飯も美味しく、魚と相性が良いです。

 百聞は一味に如かず。一度行って見てください。一隆は一流ですよ!

 東京都 世田谷区池尻1-9-4
 電話 03-3422-7005
 営業時間 月曜日〜土曜日 17:00〜21:30(※土曜日は混みます)
 定休日 日曜日・祝日

http://r.tabelog.com/tokyo/A1317/A131705/13001444/
タグ:和食 三宿
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【地政学・未来予測】 二十一世紀の地政学の変化 北極海航路

 近代の歴史が本格的に始動したのは、十五世紀の大航海時代である。オスマントルコ帝国によってシルクロードと地中海貿易を押さえられ、イタリアの都市国家の貿易はままならず、それに代わりスペイン、ポルトガル、オランダ、イギリスが大西洋からインド洋、太平洋へ出てゆく大航海を実現したのである。

 今の世の中のあり方を決めたのは、この大航海時代であり、いまだにその延長線上にあると思われる。何故か。近代社会を成り立たせているのは、貿易の要となる航路そのものだからである。日本の貿易もインド洋と太平洋航路で成立しているといってもよい。
しかし地球環境の変化によって、今新たな航路が開拓されようとしている。地球温暖化によって誕生する北極海を通る航路である。これが完成すれば、アジア、米国、欧州の航路は非常に短縮される。物流革命が起きるかもしれない。

 これは二十一世紀に誕生する新たな航路である。ロシア、米国、カナダ、デンマークの各国の地政学的意味は大きく変更されることとなろう。特にロシアは不凍港を欲しており、これが出来れば工業化に更に弾みがつき、通商が拡大することとなろう。鉄道では輸送能力が限定されるのであり、貿易は港が中心になるものと思われる。

 こうなると日本の地理的条件も大きく変わらざるを得ない。北海道がやはり大きな意味を帯びてくるようになるであろう。ベーリング海峡を経て、アジアの玄関口は北海道になる。また樺太なども注目されてこよう。
 
 北海道における工場から世界各地へ物資が運ばれる、もしくは樺太で製造されたものが輸出されるようになろう。私は北海道は地政学的に見れば、今後超長期的には劣位から優位に変わるものと予測している。農業にしても工業にしてもいずれにしろ北海道は北極海航路のアジアの玄関口となる可能性を秘めているのである。

 地球温暖化により北極海の氷が溶けていることは、環境問題そのものだが、それにより生ずる経済的地理関係の変化は、またとない好機となるはずだ。
タグ:地球温暖化
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『パンツを履いた猿』

パンツをはいたサル―人間は、どういう生物かパンツをはいたサル―人間は、どういう生物か
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[タイトル] パンツをはいたサル―人間は、どういう生物か
[著者] 栗本 慎一郎
[種類] 単行本
[発売日] 2005-04
[出版社] 現代書..
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『パンツを履いたサル』
 これを聞いて判る方は80年代にこの言葉に出くわしたのでしょう。そう。明治大学元教授であり、経済人類学者の栗本慎一郎氏が書いた著作である。新書の本であったが、私がこれを読んだ時、私は大学生でしたが、かなり衝撃的でした。

 人間はパンツを履いたサルである。では何ゆえパンツを履くのか?それをパンツを脱いだときに快感だからである。パンツなどで陰部を隠すことで、いざパンツを脱いだ時に、脳内麻薬エンドルフィンがたくさん分泌され、快感を得る事ができるからであるという。

 人間は本能が壊れた動物であり、この脳内麻薬エンドルフィンを沢山出し、快感を得たいがために知能が発展していった。えっ?知能は快楽のために身に着けたの?そうなのです。人間は沢山のものを、過剰に作り出します。生産物などや建築物などである。そして過剰になったん段階で蕩尽(浪費・破壊)する。過剰なものを壊すことで快感を得るのである。つまり文明を作り出しのは、戦争をするためである。人間だけがなぜ戦争するのか?戦争による蕩尽が快楽になっているためである。でも蕩尽して快楽を得るためには、過剰を作らなければいけないために平和状態で文明が作り出されるのである。なぜストレスをためて共同体組織の中で働くのか、年一回のお祭りで馬鹿騒ぎをして暴れることに快楽を求める為である。昔は一年一回ムラのタブーを破ってもよい祭りがあり、祭りの間は夫婦間も関係なく誰とも契りあったという。それがそのムラ全体の快楽であったからだ。タブーとはタブーを破ることを快楽とするために存在しているのである。

 つまり人間とは蕩尽したいがために過剰なものを創造しているのである、度し難い生き物であるというのが、この言葉に秘められた主旨であります。人間に行動指針をこのように考えたときに、なぜ戦争するのか?、なぜストレスに耐えて生きているのか?なぜパンツを履いているのか?など全ての疑問が解けてすっきりしたことを覚えております。
 戦争はイケませんよね。愚かな行為ですよねと言いながら、歴史の教科書では ▲◇▲年は○×の戦いなど、戦争が起きた年号を沢山覚えなくてはなりませんよね。今も平和を愛しましょうと言いながら、世界中で戦争が起きております。

 このような度し難い存在であるということ前提に、どうしたら上手に生きていけるのか、世の中をうまく管理するのかということを考えなくては、戦争や破壊の歴史は繰り返すのかもしれません。人を性善説で捉えても、だからと言って満足するのは自分の心持だけです。最悪な事態を、性悪説にのって考える必要性があるのでしょうね。

 パンツを履いたサルは非常に面白いですよ。お勧めの本の一冊ですね。絶版かな?
タグ:書籍
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